Ｍｏｌｅ＠PROTEC　

ＰＲＯＴＥＣ/ＴＳからＵＳＰコンパクトＳＵＳスライド・アウターバレルのお知らせです。

先ずYoutubeの再生ボタンをぽっちとして音楽を聴きながら読んで頂くとより効果的です^^;



エアガン本体もカスタムパーツも外国製品がその多くを占めるようになってしまった。中でもメタルパーツは日本製を探すのさえ難しい。かつては我社製品も多くの外国に輸出されていた事が遠く懐かしい思い出になってしまった。
失われた２０年低迷する経済　小さな会社を更に縮小する中　勃興する外国メーカーは豊かな資本と低廉な価格が武器、到底太刀打ちなど不可能だった。悶々とした年月が流れる、しかしモノ作りの情熱を捨てることだけは無かった。そしてプロジェクトは始動した。
製作を手伝ってくれる工場が次々と廃業倒産で消え、工場を求め日本中を探し回る。得体の知れない小会社の依頼はおもちゃとは言え鉄砲、門前払い・・しぶしぶ受けてくれた工場も一向に納期すら示さない。
設計もまたもがいていた、世界一厳しい日本のトイガン・高圧ガス規制が壁となって立ち塞がる。規制範囲の中で出来る全てのアイデアを注ぎ込んだ。


町工場の後とり息子が友人にあったことを思い出し訪ねた。彼のプログラムはアナログ時代の現場から叩き上げられた一流のデザインだった。（今彼はスキルを見込まれ中国から帰国する暇すら無い）設計を依頼した。
やっとの思いで見つけた工場と製作工程を繰り返し繰り返し検討し遂に試作品は此処に完成した。プロジェクトの開始から実に3年の歳月が流れ去っていた。
外国製ステンレススチールのパーツは「動かない」と言われ続けている。（確かに動かない）だが私達のステンレス削りだしスライドはひ弱なガラガス(134a)で調整する事も無く完璧作動を成し遂げた。

日本でなら普通に作って動く、あの敗戦の中から奇跡の復興を成し遂げた町工場の豊かな経験の伝承と文化がデジタル技術をしっかり支えているからだと思った。
重量ほぼ1kg、ずっしり手に伝わる重量バランスはフロントヘビー、質量質感は紛れも無い本物。
Made In Cool Japan（メイド・イン・クール・ジャパン）
Ｈ＆Ｋ　ＵＳＰｃタイプ　ミーリングＳＵＳスライド＆スチールアウターバレルの発売は間もなくです。


画像の製品は試作品となりスライド・アウターバレル・エキストラクターは全てＳＵＳ303。
プロトタイプスライドは目の細かいサンドブラストでサテンフィニッシュ・バレルはポリッシュ仕上げ。
仕上げにも様々な手法を持ち合わせております。
（量産品ではバレルやエキストラクターはスチールを予定）


実銃ではバレルとエキストラクターリコイルガイドが黒です。ステンレス製のセットでも黒染めなどで染色可能です。
（オールシルバーをご希望の場合はもちろんシルバーのままでもご提供可能）


刻印は
『USP COMPACT　9×9ｍｍ』
『P10　9×9ｍｍ』　
『USP COMPACT.357SIG』を予定しております。
『USP　COMPACT　.40S&W』刻印もお問い合わせいただいております。
もちろんアウターバレルもスライドの刻印に合わせ変更。
実銃同様ステンレススライドにスチールアウターバレルといった構成も可能です。


表面処理としてはネイキッド・サンドブラスト・黒染め・DLCコートを予定。
完全受注生産品となり表面処理や刻印といった仕様を設定していただき作成いたします。
現状では月産10丁の製作が精一杯です。
プロトタイプ（量産試作）は特別価格を設定して販売の予定です。
基本的にはコンプリートでの販売を考えておりますがアウターバレルは単品での販売も検討中です。
サイトセットはデトネーター製品または純正がセット可能です。

お問合せは
PROTEC-CUSTOMIZE　へどうぞ！
customize@protec-ltd.com
080-8813-4536 高橋（直人）